人のからだは食べたものでできている

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人生を変えたとまでは言わないがオススメの本【勝ち続ける意志力 梅原大吾】

勝ち続ける意志力 世界一プロ・ゲーマーの「仕事術」

著者:梅原大吾

 

プロゲーマーである梅原大吾さん。eスポーツというものが生まれるずーっと前からeスポーツしてたすごい人。

私もここ1年くらいでこの人のことを知って、本を出版されていることを知ってamazon電子書籍を買って読んでみた。

 

 

本の内容は自身がゲームを通じて感じた「人生観」「努力とは」「生きるということ」を中心に書いているので、ゲームをする、しないに関わらずオススメです。ちなみに私もゲームやらない。

 

私が一番好きなところが、がむしゃらな努力は努力ではないってところ。

ゴリゴリに勉強したり仕事したりしてると、俺はこんなにやったんだから大丈夫だーとか、これが俺にできる最善の方法だ。これで家族や社会に貢献しているんだーとかって自分に言い聞かせたりしてしまいますが、それは思考停止してるのと同じ。

よく昔、勉強は量ではなく質だ。とか聞きましたがほんとにそうだなと思います。

梅原さんも狂人めいた無茶な努力をしていた時もあったそうだが、周囲に対しても自分に対してもいいことはひとつもなかったそうだ。

でもこれはとことんまでやった人だからこそ言えること。大抵の人は「理想と現実」とか「建前と本音」とかっていう社会の現実にすり潰されて生きていき、自分の人生、自分の使い方、自分のやりたいことがよくわからないままに一生を終える。

やりたいことが見つかって、それをめいっぱいやれる環境にある人は、やれるうちにやっといたほうがいいです。後悔しますよ。

 

一時期ゲームから遠ざかり、麻雀を極めるために雀荘で働いていたこともある梅原さん。その時のエピソードも本の中で触れられているのだが、この時の努力(の質と量)がまたすさまじい。

たぶんこの人はスポーツだろうが勉強だろうが、何をやってもかなりのところまで行ったんだろうなと思います。

それは別に、あの人は天才だから〜とかあの人は要領がいいから〜とか、あの人は地頭がいいから〜とかってもんじゃなく、なにをするにしてもまず圧倒的努力がある。それをまずはやるしかないということを知っている人なんだと思います。

野球のイチロー選手とたぶん一緒ですね。イチロー選手の名言に、

「限界まで努力をして、プロになれなかった人を僕は知らない」

というのがあって私はとても好きなんですが、たぶん考え方は一緒だと思います。

一度対談してほしいもんです、イチロー選手と梅原さん。